- 2015年4月15日
- セキュリティについて
Windows Server 2003のサポート終了まであと3カ月です
どうも、こんにちは『まにお』です。
IPA(情報処理推進機構)が「3か月後に控えたWindows Server 2003のサポート終了に関する注意喚起」というプレス発表をしました。
こちら内容は、
「2015年7月15日にWindows Server 2003のサポートが終了しますので、サポートが継続しているOSバージョンへ速やかに移行してください」という内容です。
その主な理由としては、サポート終了後に脆弱性が発見されたときに修正パッチが提供されないことにあります。
終了後時間がたてばたつほど脆弱性情報は増加し、危険度が増していくでしょう。
これはWindows Server 2003がリリースされてから10年たちますが、いまだに脆弱性情報が報告されていることからも明らかです。
また、これら脆弱性を悪用した被害は、ウェブサーバーなどのインターネットに公開されているサーバーだけではございません。
ファイルサーバーやリモートデスクトップ用サーバーなど企業・組織内部の閉じた環境に設置したサーバーであっても脆弱性を悪用することによりデータ搾取やシステム破壊の被害に会う可能性があります。
安全なサーバー運用の為にも外部、内部サーバーともどもバージョンを確認し、サポート継続中のOSへと移行することを推奨します。
移行先のOSバージョンですが、表のとおりです。Windows Server 2008に関しましては、5年後の2020年1月15日にサポートが終了します。
(2015年4月現在の情報ですので今後変更する可能性が御座います。)
一概には言えませんが、移行の手間や費用を鑑みるとWindows Server 2012へ移行すべきかと思います。
当社では、Windows Server 2003から新しいOSへの移行をサポートしておりますので、お気軽にお問い合せ下さい。