- 2015年5月8日
- セキュリティについて
読んだら消える電子メール!?
どうも、コンニチハ『まにお』です。
これを使えばメールによる機密情報の漏洩リスクは軽減できそうです。
受信者が読み終えると自動的に消滅する電子メールを送信できるアプリを、米ベンチャー企業コンフィデンシャルCC(Confidential CC)が開発した。あらゆる電子メールサービスで利用可能という。【5月7日 AFP】
本サービスの特徴は以下の通りだ。
CCC欄を利用して送信
アプリを起動してからメールアカウントにログインすると「CC」,「BCC」欄の下に「CCC」欄が現れる。
「CCC」指定で送信すると印刷や転送、保存が不可能でメールを閉じると自動的に削除される。
細かい配慮機能も搭載
本サービスにはいろいろな細かい配慮がなされている。写真撮影をして保存しようと試みることを想定し、送信者と受信者の情報は同時に表示されないようになっており、またテキストにもぼかしが入っているのだ。
画面をスクロールすることでテキストが読めるようになるという。
また、誤送信の際のメール取り消し機能、添付ファイル回収機能、タイマーメール機能などが搭載されているという。
既存の電子メールサービスが利用できる
本サービスは他社にとは異なり、Googleの「Gmail」やMicrosoftの「Outlook」など、既存の電子メールサービスで利用できるというのだ。(これは非常に便利!)
スマートフォン(iPhones)向けのアプリは既に提供中。全機能は5月21日までに使えるようになるそう。スマートフォン(Android)向けとPC向けのアプリも公開予定とのこと。
まとめ
既存の電子メールサービスで利用できるとのことで、とても導入しやすいサービスがでてきた。企業間の機密情報のやり取りで非常に有効ではないかと感じた。
一方で消滅することを悪用するケースも出てきそうだと思う。このあたりの対策も今後の課題になりそうだ。