- 2015年6月15日
- セキュリティについて
次の便乗メールはこれだ!
どうも『まにお』です。
現在、韓国でMERSの感染が拡大していると話題になっております。
韓国国内では感染者は100人を超え2000人以上が隔離されていると報道しているそうです。
日本でも連日メディアで取り上げられていますね。
そんな中、そのネタに便乗したサイバー攻撃が拡大しているようです。
MERS の流行をエサにして拡散する Trojan.Swort
韓国で広がる中東呼吸器症候群(MERS)についての報道が、サイバー攻撃活動に利用され始めました。
シマンテックは、標的のコンピュータを Trojan.Swort に感染させる目的で、MERS を話題にしたメールを拡散する攻撃を確認しています。(シマンテック公式ブログ)
このマルウェアはMicrosoft Word 文書に偽装した .exe ファイルのようで、メールに添付された形で拡散しているそうです。
但し、発見されたファイルは韓国語の為、警戒しやすいとは思いますし、ファイル名の最後が「.docx.exe」となっていることから比較的注意しやすいです。
また、シマンテックの場合は「Trojan.Swort」として検出するようです。
その為、警戒レベルは低いとのことですが、MERS被害が世界に広がりを見せれば、その国の言語に対応したメールも発生しますし、もっと危険度の高いマルウェア攻撃も発生するはずですので、くれぐれも怪しいメールは開かないように注意することが必要です。
しっかりとした心構えをお願いします!!