標的型メールの添付ファイルの形式はWordが一番多い~警察庁がサイバー空間をめぐる脅威に関するまとめを発表~

警察庁が3月17日に「平成27年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について」という広報資料を発表しました。

ここでは、27年におけるサイバー攻撃などの傾向をまとめております。

 

標的型メール攻撃は 3,828件と過去最多

標的型メールが急増しており、その傾向として

  • 「ばらまき型」攻撃の多発傾向が継続
  • 大多数が非公開メールアドレスに対する攻撃
  • 多くの攻撃において送信元メールアドレスが偽装
  • Word文書を添付した攻撃の急増

とのことです。特にWord文書に関しましては、前年の2%から53%に大幅に増加しており、前年度1位の圧縮ファイルを抑えて一番多い形式になっております。

ファイルを開くと不正プログラムがダウンロードされ感染する模様です。また厄介なことに画面上には正当な文章が表示されており感染に気付きにくいのもの特徴です。

 

ウェブサイトの閲覧障害が生じる事案が頻発した

同年9月以降、Ddos攻撃というWEBサイトの閲覧ができない状態にする攻撃が頻発しました。警察では、国際的ハッ カー集団「アノニマス」を名乗る者が、27年中に58組織に関してSNS上に犯 行声明とみられる投稿をしている状況を把握しているそうです。

 

インターネットバンキングに係る不正送金事犯による被害額が過去最高の約30億7,300万円

26年からインターネットバンキングの不正送金事案は急増しており、27年はさらに被害額が増加しております。

被害の特徴としては、

  • 被害金融機関数が倍増した
  • 信用金庫、信用組合 に被害が拡大した
  • 農業協同組合と労働金庫でも被害が発生した

が挙げられます。

 

 

なお、今年はさらに被害が拡大することも考えられます。

 

自分でできること。

  • 端末のソフトウェアは最新に保つ
  • 怪しいファイルは開かない、怪しいリンクはクリックしない
  • 各サービスのセキュリティ対策は積極的に活用する

これらのことを意識しましょう。

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