企業の個人情報漏洩は、業績をも悪化させるし、社長だって辞めてしまう時がある

「ついに」というと失礼かもしれませんが、史上最大規模の個人情報漏洩を起こしてしまったベネッセの原田社長が退任を発表をしました。

 

“プロ経営者”でも成果示せず ベネッセ原田社長退任、2年連続で最終赤字 (ITmedia 2016/5/12)

 

「業績悪化は(個人情報漏洩(ろうえい)の)事故が原因でも、経営トップの責任としてけじめをつける」。原田社長は11日の会見で、ときおり涙を流しながら退任の理由を説明した。

ベネッセHDの業績不振の原因は、2014年に発覚した個人情報漏洩問題だ。問題を受け主力の通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の会員が次々に流出。16年3月期の連結最終損益は82億円の赤字(前期は107億円の赤字)と2期連続の赤字だ。

 

冒頭の「ついに」というのは、「個人情報漏洩」というセキュリティ問題が直接的な原因で、会社の業績も悪化させることになり、場合によっては社長の座を退かなければいけなくなる時代が、本当にやってきているという意味です。

今回のベネッセの事件は、経済界だけでなく世間一般にも長く語り継がれるでしょう。悪い例と言ってしまえばそれまでですが、これは大きな事例がたまたまベネッセであっただけで、「個人情報漏洩」はどの企業や団体でも起こりうることでもあります。

ITによる情報化社会が世界規模で進行し、現代は史上類をみないほど「個人情報」というものがデリケートなもので、それ故に慎重に扱わなければいけない時代になってしましました。

 

セキュリティとは企業にとって、もはや片手間でやることではなく、会社の最重要事項の一つになっているのです。

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