LINEの調査から見えるセキュリティへの関心度

今やSNSという枠を飛び越え、もはや日本人のコミュニケーションを支えるインフラとなったLINE。

そんなLINEを運営するLINE株式会社は、2017年5月に毎年6月9日を「サイバー防災の日」として記念日登録し、その施策の一環として、15歳~69歳の男女を対象に、「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施しました。

LINEは、継続的にセキュリティ強化に向けた取り組みを行ってきましたが、未だにアカウントの乗っ取り被害が絶えません。そのため、LINEはセキュリティに関して、技術面の向上・改善だけでなく、ユーザーへの啓発活動も重要視しています。

このような背景から、15歳~69歳の男女を対象に、「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施しました。

まず着目したのが全体の約4割が自分や自分の周りに「アカウント乗っ取り被害経験者」がいると回答したことです。

どうしても最初に4割という数字が目に付いてしまい、驚いてしまいますが、これはアカウントを乗っ取られた経験者が4割という意味ではないですね。

私も思い返してみると、自分の周りにアカウントを乗っ取られた人は数人いたので、数値的に少なくはないですが、それほど多くはないという印象です。

LINEも何度も警告していることですが、パスワード等の登録情報やSMS認証番号が他者に知られない限り、アカウントを乗っ取られることはないので、パスワードなどの重要な情報の管理には細心の注意を払いましょう。

またパスワードに関する調査ですと、「パスワードを使いまわさない」対策について意識しているのは、全体の僅か2割ほどという結果になったようです。

多くの人が複数のSNS等でパスワードを使い回ししているという現状が伺えます。確かに、一つのパスワードを使い回すと入力する際にいちいち確認する必要がないので、楽だという気持ちは分かります。

ただやはりセキュリティ面を考慮すれば、パスワードの使い回しは絶対に避けなければなりませんね。

最後に、約7割の方がLINEのセキュリティ機能や対策を「ひとつも知らない」と回答したようです。

これはもっとLINEがユーザーに対して、セキュリティ機能の啓発活動を行っていく必要がありますね。実際に、私も全てのセキュリティ機能を知っていたわけではないので、セキュリティに関して関心が薄い方がこのような機能を知らないのは当然かなと思います。

参考までに、LINEは不正ログインを防止する、または被害を軽減するために、以下の対策を行っているようです。

LINEのアカウント乗っ取りがニュースに挙げられることもあり、セキュリティ面で懸念する人もいます。

(写真:LINE株式会社HPより、https://linecorp.com/ja/security/article/27)

とはいえ、LINE株式会社だけでなく、ユーザーである私たちも自分の身を守るために、セキュリティ対策に関心を持つ必要があるのではないでしょうか。

(参照:LINE株式会社、LINE、6月9日の「サイバー防災の日」を前に 「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施、

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1756、2017/06/01)

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