教育の現場でも「情報セキュリティ」が叫ばれる時代。

「情報セキュリティ」という言葉が、一般的に盛んに叫ばれるようになったのはいつからでしょうか?

おそらく、インターネットが出現したことと関係していることは間違いないでしょう。

 

それ以前には、「情報セキュリティ」が大事な業種は限られていました。

最も典型的な業種が銀行です。

銀行は、企業や個人の口座及び預金情報など最も重要度の高い個人情報を保持しています。

そのため、銀行業務の根幹に関わるものとして、情報セキュリティに関しては、最重要業務であり、それはインターネット出現前も後もその重要性は変わりません。

 

 

文部科学相が、下記のような募集していました。

「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン案」に係るパブリックコメント(意見公募手続き)の実施について

文部科学省においては、学校が保有する機微情報に対する不正アクセス事案も発生している中で、地方公共団体における学校(公立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校)を対象とした情報セキュリティポリシーの策定や見直しを行う際の参考となるよう、平成28年9月に「教育情報セキュリティ対策推進チーム」を設置し、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の策定に向けた検討を進めてまいりました。
このたび、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン案」が取りまとまりましたので、本件に関し、パブリックコメントを実施いたします。

(文部科学省HPより)

 

今後は、教育業界でも同様に「情報セキュリティ」が求められています。

学校には、生徒の個人情報をはじめとする様々な機微情報が集積しています。

インターネット出現以前であれば、例えば、鍵のついたロッカーで保管するなど物理的な対策を行っていたことでしょう。何よりも、その情報は、その学校にのみに保管されているため、例えば、意図を持った泥棒が侵入しない限り、その情報が漏れることはないと考えられていました。

 

しかし、現在では上記の通り、「情報」とはほぼ全てパソコンなどで保管するITデータとなっています。

そのため、そのITデータを安全に保管するための「情報セキュリティ」に関するリテラシーが必要なわけです。

しかし、それを現場の方たちに求めるのは無理があるでしょう。

なぜならば教育業界は、銀行のように「情報セキュリティ」そのものが、最重要と言う業種ではありません。むしろ、教育現場の多くの人がその扱い方には困っているはずで、よく言って現場の知見に任せられているというのが現状で、最悪の場合その重要性にすら気づいてない可能性だってあります。

 

そのためにも、文部科学省が上記のような「教育情報セキュリティポリシー」の策定や見直しを行うことは、とても重要なことで、教育業界のITリテラシーをあげるためにもとても重要なことではないかと思います。

 

あらゆる業種で「情報セキュリティ」は最重要業務になりつつあります。

良くも悪くも、ITは本当に社会の隅々まで影響を与えてきていて、もう決して引き返すことのできないのではないかと思います。

「情報セキュリティ」に関してもそうですが、あらゆる場面でITリテラシーが必要とされていると言わざるを得ません。

 

 

LINEで送る
Pocket

こんな記事も読まれています