私は知っている。あなたが相変わらずパスワードを使い回していることを。

昔は、暗証番号と言えば銀行ATMで現金を引き出す時の4桁の暗証番号くらいでした。

今の30〜40代が初めて自分の暗証番号を持ったのは、郵便局と銀行の口座開設だったのではないでしょうか。

 

基本的には4桁の数字の暗証番号のみで、口座を複数持つにしてもせいぜい2〜3個ですので覚えるのは簡単でした。また、キャッシュカードと同時に利用するものだったので、そのキャッシュカードが「物理的」に盗まれない限りは、被害を受けることはありませんでした。

 

しかし、今ではスマートフォンのロック解除から始まり、SNSやショッピングサイトのIDのパスワードなど、個人がパスワードが必要な場面は、数えられないほどあります。実際に、自分自身がどれくらいのIDとパスワードを持っているか把握人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

 

そう、だからこそ多くの人は、どんなIDであっても自分が覚えやすいパスワードにしておく、ということをやっているのではないでしょうか。

それを裏付ける調査をトレンドマイクロが行っていました。

 

パスワードを使いまわしている利用者が8割以上 ~異なるパスワード設定への困難さ・煩わしさが依然とネックに~

 

トレンドマイクロの調べによると、8割以上の人がパスワードを使いまわしていると答え、また7割近くの人がその理由を「異なるパスワードは忘れやすいから」と答えているのです。

 

たぶん、これを読んでいる人の多くが、自分は「こっそり」パスワードを使い回していると思っていたかもしれませんが、実はみんなそうだった…

 

これに対して対策がない訳ではありません。

 

IDパスワード管理アプリを使うと言う手があります。パスワードそのものを管理する方法です。

【参考】

アカウント乗っ取りの被害に遭う前に! 5つのパスワード管理アプリ比較レビュー

ITやセキュリティに詳しい人の中では常識に近いですが、上記のトレンドマイクロの調査では、たったの5%しか利用されていませんでした。

 

また、ウェブブラウザ自体にもIDパスワード管理機能がついています。

多くの人が無意識のうちに使っていると思います。自動的にIDとパスワードが入力されてるアレです。しかし、この機能が管理できるようになっている人はとても少なく、それも4%ほどの人しかそれを利用してないようです。

 

相変わらず、多くの人がパスワード管理は、同じものを使い回すと言う対策をしているのです。

 

さて、最近のトレンドですが、それはiPhoneが採用している指紋認証であるTouch IDにみられるような生体認証です。最新型のスマートフォンであるiPhoneXではついに顔での認証を行うFace IDが導入されました。

これであれば、いちいち番号を入力する必要がありません。また、スマートフォン経由での認証であるためセキュリティ管理に関しても比較的安全です。

 

でも、結局は…

最初のロックってパスワードを入れなきゃならないんで、暗証番号を覚えると言うことは変わりません。

いつかは、このパスワード覚えなくてよくなる方法が編み出されるのでしょうか。

ちょっと想像つきません。

 

 

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