ウェブサイトのHTTPS化が着実に進んでいる。理由はGoogleが本気で取り組んでいるから。

あなたの運営しているウェブサイトはHTTPS化できていますか?

 

サイトを運営している人ならば多くの人が知っていると思いますが、サイト自体のセキュリティの安全を高める重要なスキームとして、サイトのHTTPS化というものがあります。

 

サイトを構築すると最初はhttp://で始まるドメインを持つことになるのですが、この状態ではそのサイトの情報は丸見えになっています。

丸見えといっても、そもそもインターネットとは、世界の誰もがアクセスできる情報を公開することを目的に始まったため、それは決して特別なことではありませんでした。

しかし、インターネットが発展し生活のインフラとなった今、個人の大事な情報、例えばクレジットカード番号やIDパスワードなどの情報がやり取りされることが当たり前になっていきました。

 

そこで、それら重要な個人情報などを無関係な第三者から守るために誕生した技術がサイトのHTTPS化です。それはhttps://で始まります。

その仕組みは、簡単に説明するならば、情報の暗号化です。今まで通りインターネット間での情報のやり取りはされますが、発信者と受信者間で一旦暗号化し当事者以外には、情報の中身自体をわからなくする技術です。

参考:httpとhttps(SSL)の違いは、直球と魔球くらい違う

 

さて、そのHTTPS化ですが、現在世界のwebサイト全てがそうなっているわけではないのですが、Googleの調査によると、Google Chromeにおいては一昨年と比べてHTTPSによって保護されたトラフィックがWindows版で50%を突破し、HTTPSトラフィックは66%に達しているそうです。

 

実際、GoogleはこのHTTPS化を積極的に進めており、開発者に向けてさまざまなインセンティブとペナルティを与えることによって、全世界のwebサイトをデフォルトでHTTPS化することを目指しているのです。

例えば、HTTPSサイトの検索ランキングを上げたり、HTTPページに対するChromeのセキュリティ警告を変更したり、さらに、無料のデジタル証明書を提供する「Let’s Encrypt」証明書発行サービスを支援したりしています。

本気なのです。

 

 

逆に言うと、今HTTPS化をしていないサイトは、簡単に言うと時代に取り残されることにもなる訳で、まだという方はすぐにでもとりかかった方がいいでしょう。

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