Bluetooth4.2はセキュリティにも配慮した仕様

短距離無線規格の代表であるBluetoothの新しいコア仕様である4.2が昨年12月に発表されました。通信速度や省電力化に拍車がかかる一方で、課題となっていたセキュリティにも配慮した仕様になったようです。

具体的には「FIPS」というセキュリティ標準に対応したことで、ビーコンに勝手に機器の情報を取得されたり、「誰それが今このエリアに居る」といった情報を許可なく取得されたりすることがないようにできるとのこと。

先週の金曜日(23日)に都内で開かれた記者発表会では、Bluetoothのマーケティング責任者がBluetoothの長所をあげ、競合たるWifiや、Zigbeeなどとの差を強調しました。

小型端末やウェアラブルデバイスが増加する一方の現在、Bluetoothは非常に重要な規格となりつつあります。セキュリティ面での配慮が強調されるのは、良い兆候ではないでしょうか。

 

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