- 2015年5月1日
- セキュリティについて
ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を
どうも、コンニチハ『まにお』です。
いよいよ明日からGW開始ですね。特に前半は天気も良く皆様お出かけを計画されている方も多いかと思います。
そんな中、IPA(情報処理推進機構)がブログやSNSに投稿した写真からプライバシー漏洩の可能性について注意喚起しているので紹介します。
まず、問題点として情報セキュリティに対する意識の低下を挙げております。
IPAが実施した「2014年度 情報セキュリティの倫理に対する意識調査」では、”友人と一緒に写った写真を勝手に自分のブログに貼り付けて公開した”という行為を問題であると回答した人は29.7%でした。
この結果から、7割以上が他人の写った写真をインターネット上に公開することに対して、問題意識を持っていないと言えます。
問題意識低下から起こるトラブルを記載してみます。
投稿した写真から撮影場所が特定される
あなたの投稿した写真にGPSなどの情報を付与した状態で写真を投稿すると場所を特定されるケースがあります。以下一例です。
- 学校で撮影した写真を掲載し、学校名(住所)が特定される
- 自宅で撮影した料理などの写真を掲載し、住所が特定される(可能性がある)
不用意な写真の投稿でトラブルに発展することも
投稿内容によっては、撮影日時や場所を特定できることにより以下のようなトラブルに巻き込まれることがあります。
- 一緒に写っている人に不都合が生じプライバシーや肖像権の侵害などといったトラブルに発展
- 写真に写りこんだ背景や絵画、ポスターがプライバシーや肖像権、著作権の侵害などのトラブルに発展
トラブルを防ぐために
思わぬトラブルに巻き込まれる前に、写真を投稿する前に以下のことに注意してください。
- 写真を投稿する前にGPS情報が付与されていないか確認する(付与されている場合は削除してから掲載する)
- 一緒に写っている人にきちんと掲載の許可を取ること
- プライバシーや肖像権、著作権の侵害にあたると思われるものが移りこんでいる場合は、ぼかすなど細工をする
少し手間だと感じても、これらのことは注意したほうがよさそうです。皆さんセキュリティ意識を高めていきましょう!!