- 2016年2月6日
- セキュリティについて
Microsoftの脆弱性緩和ツール「EMET 5.5」が正式版がリリース
一昔前は、Windowsと言えばハッカーの標的になりやすいOSナンバー1だったのですが、最近はAndroidやiOSの方がその脅威にされされることが多いですね。
それは言うまでもなく、そちらの方がユーザー数が圧倒的に多いからです。
とは言うものの、相変わらず企業で使用されるPCを中心ユーザー数は莫大です。
そんなWindowsですが、セキュリティ対策として「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」というセキュリティツールを配布しており、今回Windows10版「EMET 5.5」が正式にリリースされました。
「EMET」は、ソフトに存在する未修正の脆弱性が悪用されることを防止するためのもので、さまざまな脆弱性緩和技術を追加すし、脆弱性のあるアプリケーションにセキュリティ更新プログラムが提供されるまでの間、システムを攻撃から保護することが目的のソフトです。
「EMET 5.5」では、Windows 10が新たにサポートされ、Windows 10のみの機能として、信頼できないフォントをブロックし、フォントを介した特権昇格攻撃を防止する機能が利用できるようになっています。