アンドロイド端末は捜査に協力的!?

数カ月前に話題となった、Apple vs アメリカ政府のiPhone5cのロック解除をめぐる争い。

 

結局、政府側がロック解除に成功したということで幕切れとなった?のですが、このプライバシーに関する考え方の衝突はひとつのいい事例でした。

以下リンク

https://www.leon-tec.co.jp/blog/about-security/5029/

 

これに対してまた別の「プライバシー問題」に関する話題があります。

 

ドコモの新型スマホ、利用者位置情報を非通知で取得可能に 捜査機関が対象(ITmediaニュース)

 

記事によれば、NTTdocomoのこの夏に発売するスマートフォン新機種より、捜査機関が捜査対象者(利用者)に知られずに、位置情報を取得できるようになるそうだ。

 

これは、総務省の個人情報保護ガイドラインから、「位置情報が取得されていることを利用者が知ることができる」という要件が削除されたことにより実現するみたいです。

 

確かに利用者に位置情報の取得を試みていることを知らせてしまえば、「犯罪捜査しています」と言っているようなもので捜査にならないのもうなづけます。

 

とはいうもののやはり利用者としては不安ですよね。ただしご安心ください。「GPS機能を切っておけば、利用者の位置情報を取得できない。」とのことです。

まあだろうね。。って話ですし、GPS機能を使ったサービスは利用できないとのことで不便な局面もあるかもしれません。

対象機種は今のところ5機種の予定とのことで、既に発売している機種も順次対応していくとのことで、アンドロイド離れが起きる可能性も否めません。

 

 

今のところ、KDDIやソフトバンクは対応未定で、iPhoneは上記で述べたとおり、捜査に非協力的であるため、対象外になる見通しとのこと。

アップルは一貫して「利用者のプライバシーを守る」を貫いております。

それに対してアンドロイドOS側はもう少し捜査に対して寛大なのでしょうか。

 

今後の業界変遷などなど展開が見ものです。

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