- 2016年7月13日
- セキュリティについて
「iCloud」のパスワード4000万件分が漏洩した可能性があるとの報道
Appleが提供するクラウドサービス「iCloud」のパスワード4000万件分が漏洩した可能性がある、と海外ニュースサイトCSO Onlineが報道しています。
Apple devices held for ransom, rumors claim 40M iCloud accounts hacked
報告によると、漏洩したiCloudのパスワードを利用してAppleの「iPhoneを探す」(iPhone、iPad、Macを探す)アプリを使い、端末を紛失モードにするというものです。
端末が紛失モードになってしまうと、端末がロックされて内部のデータにアクセスできない状態となります端末がロックされ、およそ30ドル(約3000円)から50ドル(約5000円)の身代金を要求されるとのことです。
老舗アンチウイルスソフトメーカーのカスペルスキーもAppleユーザーに対して警告を発しています。
すべてのパスワードを変更しましょう!
まず、今まで使っていたパスワードを速やかに変更する必要があります。真っ先にApple IDの設定を確認しましょう。Apple IDの設定画面には、セキュリティの設定が表示されます。[パスワードを変更]をクリックし、パスワードを更新します。さらに、カスペルスキーのパスワードチェッカーでサンプルのパスワードをテストするのもお忘れなく。
2段階認証
セキュリティの設定画面では、アカウントに2段階認証も追加しておきましょう。防御層がさらに1枚追加されるため、そう簡単にはアカウントに侵入されなくなります。