- 2014年12月26日
- その他脆弱性情報
1200万台以上のルーターに深刻な脆弱性
GIGAZINEが、1200万台以上のルーターのファームウェアにセキュリティの脆弱性があることを報じています。
1200万台以上のルーターのファームウェアに脆弱性が判明、接続した全てのデバイスが攻撃対象に
ネットワーク関連機器の組み込みソフトウェアを開発しているAllegro Softwareのファームウェアに脆弱性が発見されました。Allegroのファームウェアをインストールしているルーターの数は1200万台以上もありますが、これらのルーターが攻撃を受けると、接続している全てのデバイスがリモートコントロールされたり監視されたりする可能性があるとのことで、該当機種を使用しているユーザーは今すぐ何らかの対処をする必要があります。
家庭で使われるルーターは、外部ネットワーク、すなわちインターネットと家庭内ネットワークの境界にあり、不正なアクセスをPCの前でカットしてくれる機器でもあるため、脆弱性の存在は深刻です。
脆弱性の存在するファームウェアを用いているルーターは主として海外で発売されて入りものですが、日本で発売されているBuffaloのルーターにも一部用いられているようで、自宅のルーターのチェックが推奨です。
ただし、数は少なく、以下のモデルのみです。
BLR-TX4L Buffalo
このルーターを使っている場合にはファームウェアの更新が必要です。ご注意を。