- 2017年10月4日
- 社員日記
部下からみた管理職あるある(ダメ上司編)
どうも、レオン失望のニューカマーTOMです。
前回の記事がお蔵入り?してしまったので今回は真面目な記事になります。
それほど多くの会社を知っているわけではないですが、コンサルの勉強や色々な本、それに加えて友人の話や自分の実体験を踏まえた結果、以下のようなあるあるを発見しました。
- 責任転嫁型上司 ~これもあれもお前のせいだ~
はい、よくあるやつですね。
事務処理でミスがあり、それをお客様に送ってしまった。
上司からお前のミスだ、と言われてしまった事はありませんか?
まず初めに、人間はミスをする生き物です。完璧な人間なんて存在しません。
(だからといってミスをしていいという訳ではないですよ。)
少なからず人間の手で処理している以上ミスは起きえます。
なのでダブルチェック、トリプルチェック、クロスチェック等が行われるわけです。
ミスが起きうるという現状に対して対策をしないのは管理職の責任です。
上記の例であれば、部下の行った処理に対して誰かが確認をしているのかいないのか。
お客様に部下が作成したものを直接送ってしまう仕組みでいいのか、という所が気になります。
こういった抜けている部分があるにも関わらず上司が部下を責める。
さらに上役から何か言われたときにそれは部下が勝手にやったことですと平気で言います。
言っとくけど上役はそれを聞いて部下が悪いなんて思わないですよ?
あぁ、こいつは全然管理できないんだなと思います。
ただそんなことを知らない部下のモチベーションは下がっていきます。するとそれがミスに繋がります。
はい悪循環です。マイナスパイラルです。誰の為にもなりません。
こういった管理職は管理職の勉強をほとんどしてない人間に起きがちです。
中企業規模で課長になったばかり、それまでの現場の感じそのままで適当にやっているケースが多いのではないでしょうか。
一度管理職の勉強をすることをオススメします。
本来それはさらに上役が育成するべきなんでしょうが……そういったことを取り組んでいる会社というのは限られているように思いますね。
当社もそうですが小企業(この括りも違和感ありますが)の場合、部下は目の届く範囲にいるので逆にこういったケースは少ない気がします。
- 放置育成型上司 ~俺はこうして育てられた~
はい、読んで字のごとく基本的に放置します。
必要最低限の「あれやっといて」だけを伝え、細かいレクチャーは無しです。
よく聞くのは、「俺は上司からこうして言われてきた。それで自分であれこれ考えたのが今の自分に繋がっている。」こんなニュアンスの言葉です。
得てしてこういった上司はプレイヤーとして優秀な人間が多いです。
しかし配属された部下としてはかなり厳しい。
もちろん、部下も上司と同じく優秀であればこれはとてもマッチして上手くいくでしょう。
ですが、そうはいかないのが世の常です。
管理職とは、部下が優秀だろうが平凡だろうが上手く管理しなければなりません。
放置型の上司では平凡な部下の管理は上手くいかない事が多いでしょう。要領の悪い部下に辟易し、あいつは使えないなと飲み会で愚痴るタイプです。
部下というか人間は十人十色です。得手不得手も違うし伸ばし方も千差万別です。
なのでコミュニケーションをよくとり、部下がどういう人間なのかを把握しなければなりません。
2,3回手取り足取り教えてあげるだけで難なくこなせる新人は意外といると思いますよ。
そして、出来ない部下を使えないと思ってはいけません。
部下が使えないのは管理職の貴方の責任です。それをきちんと胸に刻みましょう。
試用期間や新人の教育期間にどういった人間かを把握して会社で共有してください。
- 口答え許さない上司 ~会社は俺を中心に廻ってる~
いますねー、履いて捨てるほどいますねこのタイプ。
変なプライドがあって自分の意見に逆らうものを排除するタイプです。
これをして許されるのは社長くらいのものでしょう。(良いかどうかは別にして)
ワンマンな社長の決定事項=会社の方針てことで、とりあえずやる前にグダグダ言うよりまずはやってみようってのは大事な試みです。
もちろん右腕なんかは決定する前に諫言するのはアリですが……。
ただこれを管理職がやったらいけません。
今の現場の事なんて何もわかってない中間管理職が下からの意見を聞かない、なんていうのは愚の骨頂です、会社が滅びます。
下からの意見はそれがどれだけ自分の意見と違えてようとまずは受け入れてください。
その上でそれが有用なのかどうなのか判断しましょう。
上司「こうやってくれ」 部下「このほうが良くないですか?」
こういってくれる部下を頼もしいと思わず、生意気だなんて思うのは思い上がりも甚だしい。
頭ごなしに拒絶しては人望も得られないし、現場の正しい声、SOSが届きませんよ。
- ゴマすりすり上司 ~世の中はこうやって渡るんだ(勘違い)~
いるわー。皆さんの異口同音が聞こえてきそうです。
下には強いが上には滅法弱い。
現場の手が一杯一杯でも上に言われたら「任せてください」と意気込みます。
無理な采配に現場は辟易、管理職の人望は0です。いやマイナスです振り切ってます。
しかし、皮肉な事にこの上司は出世が早かったりします。
現場が死にそうになりながら頑張って出来た成果は上手くやらせたということで上司の手柄と上は見るからです。
こういった部署は入れ替わりが激しく、結果Mな子が集まりがち。
そういう子は責任感もあったりするのでこういう形態もありなのか?と錯覚してしまう程。
ただ、実際はブラック企業なんかでもっているのはこういう実態だったりするわけで……
どこかで歯車が合わなくなり瓦解する恐れがあります。
上司は部下を上手く使ってると思ってるのでしょうが、貴方の為に仕事をしようなんて部下はほとんど居ませんよ。
部下に好かれる必要はないですが、今一度部下の事を考えてあげてください。
部下を酷使する以外の方法があるのではないでしょうか。ないか……どこも人が居なくて大変ね。人がいないなりの仕組みを考えないとね。
さて、つらつらと書き進めましたが意外と長くなりました。
とりあえず半分に分けて次は良い上司編でも書こうと思います。来年くらいに。
私も部下の事を考えられる上司になれるよう精進します。
レオン期待のニューカマーになりたいTOMでした。