- 2016年5月18日
- その他脆弱性情報
Apple各製品においてセキュリティアップデートを公開
Appleが提供する 各製品においてセキュリティアップデートが公開されております。
脆弱性情報
バッファオーバーフローや情報漏えいに関する脆弱性など複数
発見されたシステム・バージョン
- tvOS 9.2.1 より前のバージョン
- iOS 9.3.2 より前のバージョン
- watchOS 2.2.1 より前のバージョン
- OS X El Capitan v10.11.5 より前のバージョン
- Safari 9.1.1 より前のバージョン
- iTunes 12.4 より前のバージョン
想定される影響
任意のコード実行、情報漏えい、サービス運用妨害 (DoS) 、メモリ破壊などの可能性があります。
(※各脆弱性によって異なります)
対応方法
同社が提供する情報を元に最新版へアップデートしてください。
最新版はそれぞれ
- tvOS 9.2.1
- iOS 9.3.2
- watchOS 2.2.1
- OS X El Capitan v10.11.5
- Safari 9.1.1
- iTunes 12.4
となります。
少し注意が必要な点があり、 iPad Pro 9.7 インチモデルをiOS 9.3.2に上げると「Error 56」という表示と共に、端末が動作しなくなる問題が多く報告されているようです。
同社は調査中とのことだが、不具合が生じた場合は、早急にサポートに問い合わせして下さい。とのことです。
(参照:米アップル、緊急対応を実施へ ―最新版iOSで文鎮化するiPad Pro 9.7)
更新する際にはこのような問題と隣り合わせであるが、深刻なセキュリティ問題であるゆえに、最新版へのアップデートをすることも最重要です。
不具合の出るデバイスではステイするしかないですが、その他では、早急な更新をお勧めします。
【ベンダリンク】
About the security content of tvOS 9.2.1
About the security content of iOS 9.3.2
About the security content of watchOS 2.2.1
About the security content of OS X El Capitan v10.11.5 and Security Update 2016-003
About the security content of Safari 9.1.1
About the security content of iTunes 12.4