BurpSuiteの使い方 ①初期設定編

こんにちは、ヒロセです。

僕が入社したての頃、Burpの初期設定で時間をかけてしまい先輩に助けてもらった経験があります。試用期間だったこともあり、先輩に「こんなことも出来ないのか」と思われているんじゃないかとビクビクしていました。

この記事では、過去の自分のように今すぐBurpを使えるようになりたいという方向けに「BurpSuite」の使い方について記載します。今回は、「BurpSuite」インストールからHTTP通信のキャプチャまで記載します。


以下の方に向けて記載しています。

・脆弱性診断に興味がある人
・自分で自身のサイトを簡易診断したい人
・Burp Suiteの初期設定を知りたい人


目次
Burp Suiteのインストール
Burp Suiteを起動する
Burp Suiteの初期設定
Webブラウザのプロキシサーバ設定(Firefox)
Burp Suite証明書のインポート
Burp Suiteで通信内容を確認する
まとめ

Burp Suiteのインストール

下記のサイトからBurp Suiteをダウンロードしてください。
https://portswigger.net/burp/communitydownload

ダウンロードボタンをクリックします。

PortSwiggerのBurp Suite Community Editionダウンロードページ。ダウンロードボタンとBurp Suite Professionalの案内が表示された画面

私の使用している端末はmacなのでmacOSを選択してダウンロードします。
今回は、無料版である「Burp Suite Community Edition」をダウンロードします。

PortSwiggerのBurp Suite Releasesページ。バージョン2021.4.3のリリースノートとダウンロードリンクが表示された画面

Burp Suiteを起動する

インストールが終了し、Burp Suiteを起動します。
最初から「Temporary project」が選択されているのでそのまま右下の「Next」ボタンをクリックします。

Burp Suite Community Edition プロジェクト選択画面

デフォルトの設定を使用するので「Use Burp defaults」を選択し、右下の「Start Burp」をクリックします。

Burp Suite Community Edition 設定選択画面

Burp Suiteを起動できました。

Burp Suite Community Edition のメイン画面(Dashboard)

Burp Suiteをローカルプロキシツールとして使用するために、Proxy機能を使用します。

Proxy機能とは、Burp Suiteが通信の閲覧および書き換えをすることができる機能です。

Burp Suiteの初期設定

先ほどの起動画面から「Proxy」タブをクリックします。

Burp Suite Community Edition のメイン画面(Dashboard)

「Proxy」タブをクリックし、「Options」タブをクリックします。

Burp Suite Community Edition のProxyタブ設定画面

「Proxy Listeners」の一行目をクリックします。

Burp Suite Community Edition のProxy設定(Intercept)画面

「Edit」をクリックします。

Burp Suite Community Edition のProxy設定(Intercept)画面

「Bind to port」のポート番号を確認します。ここでは、デフォルトの8080が設定されていることを確認します。
※8080に他の競合するポートが設定されている場合、その他のポートを設定してください。

Burp Suite Community Edition のProxy Listener編集画面(ポート設定)

 

Webブラウザのプロキシサーバ設定(Firefox)

次に、Webブラウザ(Firefox)でプロキシサーバ設定を行います。

ここでは、私が使い慣れているFirefoxの拡張機能の「FoxyProxy」を使用します。
そのため、「FoxyProxy」ダウンロード手順を説明します。

Firefoxを起動し、メニューの中の「アドオンとテーマ」をクリックします。

Firefoxのメニューから設定を開く画面

検索欄に「FoxyProxy」を入力します。

Firefoxの設定画面(全般)

「FoxyProxy Standard」を選択し、「+ Firefoxへ追加」をクリックします。

Firefox Add-onsでFoxyProxyを検索した結果画面

Firefox Add-onsのFoxyProxy Standard詳細ページ

「FoxyProxy Standard」がダウンロードされると、Firefoxの右上に画像のマークが表示されます。

FoxyProxyインストール後のFirefox新規タブ画面

先ほどの画像のマークをクリックし、Optionsを開くと下記の画像が表示されるので「Add」をクリックしてください。

FoxyProxyのOptions(設定)画面

以下の設定を入力し、右下の「save」をクリックします。

FoxyProxyのプロキシ追加(Add Proxy)設定画面

先ほど設定した内容を選択し適用します。

FoxyProxyのプロキシ一覧選択画面

設定が反映されると、「FoxyProxy」のロゴが画像のように変化します。

FoxyProxyが有効になったFirefoxツールバーアイコン

しかし、この状態でWebサイトにアクセスすると画像のような警告文が表示されます。

Burp Suite未設定時に表示される「安全な接続を妨げるソフトウェア」警告画面

これは、WebブラウザにBurp Suiteの証明書がインポートされていないためです。

Burp Suite証明書のインポート

Burp Suite証明書をダウンロードするため、(http://127.0.0.1:8080)にアクセスします。

Burp SuiteのCA証明書ダウンロードページ(burp.local)

右上の「CA Certificate」をクリックし証明書を保存します。

cacert.derファイルをKeychain Accessで開く確認ダイアログ

次に、保存した証明書をWebブラウザに読み込みます。
Firefoxのメニューから設定をクリックします。

Firefoxメニューから設定を開く画面

「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

Firefoxの設定画面(プライバシーとセキュリティへの遷移)

「証明書」項目までスクロールし、「証明書の表示」をクリックします。

Firefoxのプライバシーとセキュリティ設定画面(証明書マネージャー)

「読み込む」をクリックします。

Firefoxの証明書マネージャー(認証局証明書一覧)画面

先ほど保存したBurp Suiteの証明書を選択します。

これで初期設定が完了しました。
試しにWebサイトにアクセスしてみれば、問題なくアクセスできると思います。

Burp Suiteで通信内容を確認する

次に、Burp SuiteのProxy機能を利用してみます。

「Proxy」タブの「Intercept」タブをクリックします。

Burp Suite Community Edition のProxyタブ設定画面

赤枠で示した箇所が「Intercept is on」になっていれば、「Intercept is off」の状態になるようにクリックします。

※「Intercept is on」になっていれば、通信を一時的に止めることができます。また、一時的に止めた通信の内容を編集し送信することも可能になります。

Burp Suite Community Edition のProxyタブ設定画面

Burp Suite Community Edition のProxyタブ設定画面(Intercept is off)

次に、「Intercept」タブから「HTTP history」タブを選択し画面を切り替えます。

Burp Suite Community Edition のProxyタブ(HTTP history)設定画面

「HTTP history」タブを選択することにより、キャプチャしている通信の内容が確認できます。

Burp SuiteのHTTP history画面(通信ログ一覧)

まとめ

以上が、Burp Suiteの初期設定です。
次回は、やられサイトを利用して通信の書き換えを試していきます。