- 2017年10月11日
- 社員日記
擬人化が流行っているそうです。
どうも、スマホアプリはとりあえずインストールしてガチャ引いてアンインストールするTOMです。
最近、というかここ数年ですが擬人化が流行ってますよね。
やはりブームを作り上げたのは艦隊これくしょん(通称:艦これ)でしょう。
第二次世界大戦時の大日本帝国海軍の軍艦を中心とした艦艇を女性キャラクターに擬人化した「艦娘(かんむす)」をゲーム中で集め、強化しながら敵と戦闘し勝利を目指すというもので2013年4月にDMM.comがブラウザ版のサービスを開始しました。
その後2016年にAndroid版も提供していますし携帯ゲーム機でも発売しています。
運営は当初、最終的なユーザー数を10万人、DAU(Daily Active Users, 1日あたりの利用者数)を1万5千人から2万人と想定していたそうですが、半年後には100万人を突破していたモンスターサービスです。
当時のゲームとしては珍しく、ガチャを回すタイプのゲームではありません。
ストーリーモード等で資源を集め、その資源を使って艦娘を作るのは当時としては斬新で多くのプレイヤーに受け入れられました。
この大ヒットを皮切りに同じようなゲームが乱立します。
システム毎丸々パクったようなものから、とりあえず擬人化させてしまえ、といったゲームまで多数リリースされました。刀を擬人化した刀剣乱舞もかなり流行ってますね。
さて、自称設定厨のTOMは当然自分だったら何を擬人化するか考えます。
いくつか思い浮かびますが、一番面白そうなのを紹介しましょう。
栄えある第一位は!
元素記号の擬人化、です。
そして当然、それらは進化(合成)して化学式(化合物)になります。
(例:水素2人と酸素1人の合成で水(H2O)が出来る。)
※H2で水素1人とみなすかとかそういう問題はありますがここでは割愛。
ゲーム内容としては元素記号は戦闘等できずに素材みたいな感じにして集めて
それを使って作成した化合物をパーティーに組み込める感じでしょうか。
これの面白いところは、元素記号こそそこそこの数しかありませんが化合物は星の数ほどあるところです。(もちろん徐々にリリースする)
そして一番のアピールポイントは、これ勉強になるんですよ。
例えばエタノール(皆大好きアルコール)ですが化学式はCH3CH2OH になります。
「窒素水素酸素をいくつずつ使えばエタノールできるよ」みたいな会話が学校とかでされるかもしれません。
また小中学生なら高校生になったときにだいぶ先に予習をやっていることになります。
これをきっかけに化学の道に進む子も出てくるかもしれませんし、新たな化合物が発見されるかもしれません。
分子量=コストみたいな認識にすればそういった細かい所も覚えられるかもしれないですし、何より色々な組み合わせがあってとても楽しいと思います。
また毒性の強い化合物などもありますし、化合娘紹介ページでそういう情報を載せるのも有りでしょう。
より複雑にするならばどういった状態変化をさせるか、とかも取り入れられます。
例:硫黄(S)と鉄(Fe)を混ぜて加熱すると硫化鉄が出来上がる。
Fe+S⇒FeS 大事なのは加熱するということ。この部分を入れるかどうか。
まぁあまり複雑にすると今度はゲームシステム自体を作成するのに難しくなるかもしれませんし……この辺は難しい所ですね。
個人的には元素記号合成するだけよりはなんかあったほうがいい気もしますし、ある特定の化合物だけそういったものを必要とする、でもいいかもしれません。
このように考えれば考えるほど奥が深く、楽しい感じになりそうです。
ベンゼン系とかニトロ系の擬人化とかとても見てみたいですしね。
あとは無機化合物でしか挑めない、とかそんな縛りが出来るのも面白いかも。
マイトトキシン(分子量3422)とかが擬人化される日が楽しみですね。
どうですかアプリ業界の皆さん、是非TOMまで連絡ください!
物理のヒゲ親父と化学の美人教師のせい(?)で化学しかできなくなったTOMでした。