- 2016年2月3日
- セキュリティについて
財務省や金融庁がアノニマスにサイバー攻撃を受けている。その時何が起こっていた?
1月31日未明から財務省、厚労省、金融庁、衆議院のHPが繋がりにくくなる状態になりまっていたと、各メディアが報じていました。
・省庁や国会のHP つながりにくい状態 サイバー攻撃か(NHK)
・3省庁と衆院、サイバー攻撃か(毎日新聞)
・財務省など主要官庁にサイバー攻撃か アノニマスがツイッターで犯行声明(産経新聞)
「DDOS攻撃」と呼ばれる攻撃で、それは標的となる企業や機関等のHPのサーバーへ外部からデータを大量に送りつけることによって、一般の人が閲覧をしようとするいわゆる「重い」状態にするサイバー攻撃です。
現在(2月2日15時)も金融庁と財務省は繋がりにくい状態が続いています。ただし通常の業務にはほとんど影響はなく、また情報の漏洩も起きていないとのことです。
今回もどうやら世界的有名なハッカー集団「アノニマス」の仕業だとの見方が強いようです。
いったいなぜ?
アノニマスとは、そのまま直訳すると「匿名」ってこという意味です。インターネットの掲示板へ匿名で入力する際にそのように出てくるのが、名前の由来とされます。彼らの目的は
コトバンクの知恵蔵による引用によると
匿名(Anonymous=アノニマス)で活動する国際的ハッカー集団。
政府や企業に対する抗議活動の手段として、DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack=分散型サービス拒否攻撃)によって、インターネット上の特定のサーバーをアクセス不能にしたり、サーバーに侵入し、データの改ざんや流出を行ったりする。
彼らが攻撃する時は何かしらの抗議の目的があるのですが、今回はまだ明らかにされてません。
タイミングとしては丁度起きていたのは、黒田バズーカ第三弾マイナス金利砲なんですがね。
あくまでも推測です。でも、攻撃受けている国はたぶん何かしら掴んでるんでと思いますね。